目標と活動

人間の運動情報の計測・解析・評価システムとデータサイエンスの研究開発を推進することによって、健康で安全で活気ある社会を支える情報基盤を構築することが研究の目的です。また、この分野の学術の体系化を行ない、さらに今後ますます社会で重要となるこの分野に携わる高度人材の養成を行うことを教育の目的としています。

コンピュータビジョンなどのセンサ技術による人間の運動計測、運動解析、バイオメカニカル解析、運動の記号化・言語化、ならびにそれらから得られた情報のデータサイエンスの基礎研究と教育をとおして人材養成を行うとともに、スポーツトレーニング、リハビリテーション、ヘルスモニタリングなどの分野への社会実装を行なってまいります。

人工知能、機械学習、データサイエンスなどの情報システムの各分野での応用が注目されてます。人間の身体や運動にかかわる情報については特有の学術課題があるにもかかわらず未だ技術の開発や体系化は十分とは言えません。人口構造の高齢化によって、健康で安全で生き生きとした社会を支えるための情報インフラストラクチャの構築は喫緊の課題であります。本社会連携講座の推進はこのような社会の課題に応える成果を上げるこを目指して活動を行ないます。